日本製麻、ゴーゴーカレーの持ち分が10%超す 名実とも筆頭株主に
- 2022/12/07
- 21:12
【神戸経済ニュース】独特の風味を持つカレー「金沢カレー」の店舗を展開するゴーゴーカレーグループ(東京都千代田区)が7日に関東財務局に提出した大量保有報告によると、同社による日本製麻(3306)の株式の持ち分(保有比率)が10%を超えた。ゴーゴーカレーグループは11月9〜30日に市場を通じて合計9万2900株を追加で取得し、同社の保有株式数は36万8100株、保有比率は10.02%になった。同社株を担保として受け入れている日証金の保有比率である9.96%(9月時点)を上回り、名実ともにゴーゴーカレーグループが筆頭株主になった。
ゴーゴーカレーグループの創業者である宮森宏和代表の持ち分と合わせると10.20%になる。同社が提出した書類によると、日本製麻株を保有する目的については「政策投資」としている。一方で日本製麻は食品事業で、ゴーゴーカレーの商品の一部を受託生産しており、ゴーゴーカレーグループを「重要顧客」と位置付けている。
ゴーゴーカレーグループの創業者である宮森宏和代表の持ち分と合わせると10.20%になる。同社が提出した書類によると、日本製麻株を保有する目的については「政策投資」としている。一方で日本製麻は食品事業で、ゴーゴーカレーの商品の一部を受託生産しており、ゴーゴーカレーグループを「重要顧客」と位置付けている。
ゴーゴーカレーグループは4月に、同社が日本製麻の第三者割当増資を引き受けることを中心とした「企業価値向上のための提案」を日本製麻に示していた。だが、これに日本製麻は応じなかった。さらにゴーゴーカレーグループは6月の株主総会の事前説明の形で応じない理由の説明を求め、6月14日に日本製麻が理由を示した資料を開示するなど、ゴーゴーカレーグループと日本製麻の間には同社の経営を巡ってやりとりした経緯があった。
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