ワールドマスターズ関西、27年5月14〜30日に正式決定 5万人参加を目標

【神戸経済ニュース】生涯スポーツの世界大会であるワールドマスターズゲームズ2027関西の組織委員会は28日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期した大会の新たな日程が、2027年5月14〜30日に正式に決まったと発表した。世界組織である国際マスターズゲームズ協会(IMGA)と、日本の組織委との間で、会期変更の契約を正式に結んだ。今後は著名人などを「アンバサダー」として新たに選任し、大会情報の発信などを順次始める。

 35競技59種目の公式競技を実施。開催地は福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、京都市、大阪市、堺市、神戸市の13府県・政令市を予定する。目標の参加者数は国内3万人、海外から2万人で合計5万人。大会の規模は当初計画した規模で開催したい考えだ。

 大会の名称は「ワールドマスターズゲームズ2027関西」(従来は「2021関西」)に改め、27年5月に開催することは組織委とIMGAの間でこれまでに合意していた。会期を変更した開催地契約書をこのほど締結したことで、日程や開催概要が正式に固まった。アンバサダーの活動とともに、各府県市でテスト大会やプレイベント「関西マスターズゲームズ2022」などを開催して、ワールドマスターズ関西、27年5月開催で主催団体と合意 組織委提案の1年後 (2022/7/11)大会の機運醸成につなげる。

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