井本商運の日本海航路第2弾、初入港の寄港各地で歓迎受ける 神戸港に連絡

20221122秋田初入港

【神戸経済ニュース】内航コンテナ輸送大手の井本商運(神戸市中央区)は21日、今月新たに開設した日本海航路の第2弾に投入したコンテナ船「さくら」が、初入港した各地で歓迎を受けたことを発表した。15日に秋田港(秋田市)、16日に新潟港、19日に北九州港(ひびき、北九州市)に入港し、各校で外航船社や関係者が参加する、港湾管理者主催のセレモニーを開催したという。(写真は秋田港で荷役中の「さくら」=井本商運提供)

 新航路は週1便の定曜日サービス。毎週火曜日に秋田港、水曜日に新潟港を出て、北九州港には土曜日に到着する。北九州〜神戸は、日曜日に北九州港を出て月曜日に神戸港へ到着する井本商運の既存航路を活用する。北九州での滞留時間が1日と短い、速やかなトランシップ(積み替え)が特徴だ。神戸から海外への大型船は、香港の海運大手オリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ライン(OOCL)との連携で迅速に神戸港から目的地へ出発できるようにする。

 長距離(基幹)航路の大型コンテナ船が着く神戸港と、国内各地の港湾との間で輸出入貨物を輸送する「内航フィーダー」輸送に加え、二酸化炭素(CO2)排出削減のためにトラックを使わず日本海側と近畿圏の間で貨物を輸送する「モーダルシフト」輸送の両面の需要が期待できるという。井本商運も「内航フィーダー」「モーダルシフト」の両面で、荷新たな荷主を開拓したい考えだ。

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