10月の兵庫県倒産件数、10件増の32件 負債総額23億円・帝国データ

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【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた兵庫県の10月の倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は32件と、前年同月に比べて10件増加した。負債総額は23億5200万円で、同1億300万円(5%)増えた。倒産件数は3カ月ぶりに前年同月を上回ったが、依然として低水準で推移している。原材料高やエネルギー高の影響を受けながらも、新型コロナウイルスによる行動制限はなく、景況感が改善するのを反映した。

 負債総額は2カ月ぶりに前月を下回った。倒産の内訳は、清算型の破産が28件、特別清算が1件、再建型の民事再生法が3件だった。民事再生法は個人事業主による小規模個人再生が2件。法人の民事再生は1件で、20年3月適用のルミナスクルーズ以来31カ月ぶり。会社更生法は発生なし。

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