トーカロの4〜9月期、純利益14%増 半導体分野が引き続き好調で

20221031トーカロ

【神戸経済ニュース】表面処理加工のトーカロ(3433)が31日に発表した2022年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比14%増の39億円だった。高速通信網「5G」向けなど世界的な半導体需要を背景に、半導体製造装置向け溶射加工の受注が引き続き好調だった。円安進行で海外向けの売上高が膨らんだほか、外貨建て決済に関する為替差益4億1600万円を営業外で計上したのも寄与した。

 売上高は14%増の239億円、営業利益は9%増の55億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた中国・上海でのロックダウン(都市封鎖)の影響は解消されつつあるが、国内での自動車メーカーで生産停滞が続いたことから、切削工具関係の受注は低調だった。ただ半導体分野の好調が補い、半期でみると6期連続で増収増益。4〜9月としては過去最高の売上高を計上した。

 23年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比8%増の74億円を見込む。同社は22年4〜6月期決算を発表した7月29日に、通期予想を上方修正していた。半導体メーカーが設備投資を抑制するとの見方が出ているが「現時点では半導体分野に減速の兆しは出ていない」(経営企画室)という。ただ半導体製造装置の動向は「同社の収益にも大きく影響するため、動向は注意深くみている」(同)としている。

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