(動画)JR神戸駅近くの機関車「D51」をライトアップ 点灯式を開催



【神戸経済ニュース】神戸市は28日夕、JR神戸駅近くに保存してあるD51型蒸気機関車(通称デゴイチ)のライトアップを始めた。初日である28日には点灯式を開催し、久元喜造市長や地域団体の代表らが出席した。出席者らが司会の合図に合わせてボタンを押し、機関車を照らすライトに明かりを点けた。

 久元市長はあいさつし、かねてライトアップしてはどうかと考えていたと話した。さらに夜間に通りがかると、写真を撮ったり、熱心に見物したりする人を見かけたことから、神戸駅周辺の再整備の一環として「ライトアップして、デゴイチの勇姿を明るい中でたくさんの人にご覧いただいたほうがよい」と判断した。

 神戸・西元町のデゴイチを守る会の飯野浩三代表は、東海道本線の起点だった新橋駅と、終点である神戸駅という「東海道本線の両端に蒸気機関車が保存され、人々に親しまれるすばらしいご縁が、鉄道150年を期して、開業月である10月に実施できたことを本当にうれしく思う」と話していた。

 今後は街灯と同様に、暗くなると自動的に点灯し、明るくなると消灯する。同時に周辺の樹木をライトアップする照明も設置。新たにベンチも整備した。蒸気機関車を保存している場所は、神戸駅から元町商店街に向かう場合は最短経路にあたる。ライトアップで夜間でも歩きやすくなれば、人通りの増加などへの期待もかかる。

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