世界パラ陸連代表「子供たちが選手から刺激受ける機会を」 久元神戸市長と会談

20221025世界パラ陸連代表

【神戸経済ニュース】世界パラ陸上競技連盟(WPA)のポール・フィッツジェラルド代表(写真右)は24日に神戸市役所で久元神戸市長、神戸市議会の安井俊彦議長と会談し、2024年5月に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場(神戸市須磨区)で開催する世界パラ陸上競技選手権大会では、「東京五輪・パラリンピックでは観客と選手がふれあうことができなかった」「特に子供たちが、選手らから何か刺激を得られる、学ぶ機会があってほしい」と語った。「選手らには障害があるが、それだけではなく彼らに何かを達成する能力があるというのを子供たちに伝えたい」と話していた。

 フィッツジェラルド代表は、神戸で開く大会が、同年7月の「パリパラリンピックの最終選考会になる」と説明。「そうした観点でも日本のみなさんに注目していただきたい」と語った。同氏は、競技場の視察を目的に大会の組織委で会長を務めるスポーツジャーナリストの増田明美氏(写真左から2人目)とともに、神戸を訪れた。

 同氏は久元市長、安井議長との会談終了後に記者団の取材に応じ、競技場の視察では「まずアクセシビリティ(障害者や高齢者の利用しやすさ)を実際に見てみたい」という。そのうえで円滑に大会が運営できる環境を多角的に確認したい考えだ。そのうえで「ウォームアップエリア、トレーニング場、宿泊施設、交通なども視察して、大会がすべてスケジュール通りに進むか確認したい」と話していた。

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