フジッコ、今期一転の純利益15%減に下方修正 豆製品が低迷し原材料価格も上昇

20221024フジッコ

【神戸経済ニュース】惣菜メーカーで煮豆首位のフジッコ(2908)は24日、2023年3月期の連結純利益が前期比15%減の18億円になりそうだと発表した。従来予想の24億円から下方修正し、一転の減益見通し。原材料価格やエネルギー価格の上昇に加え、4〜9月期に豆製品の販売が低迷したのが収益を圧迫する。西宮市で23年3月に売却を予定する土地の売却益6億円を特別利益に計上しても補えない。

 売上高は1%減の546億円、営業利益は43%減の18億円だった、従来予想は売上高は微増の553億円、営業利益は2%増の32億円だった。売上高は上期に煮豆などが低迷した影響を反映した。営業利益については原材料価格やエネルギー価格の想定を引き上げた。その分、利益がが従来の見通しよりも減額する見込み。

 同社は31日大引け後に2023年4〜9月期の決算発表を予定している。

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