「一緒に踊ろう」そして「遊びにおいでよ」 神戸と東京で「ドア越し」に

20221024両方のドア

【神戸経済ニュース】神戸市中央区のメリケンパークと東京・原宿の複合商業ビルに23日までの2日間、互いにリアルタイムの音声と映像をやりとりできる「ドア」型のディスプレーを設置した。神戸側ではドアに向かってパントマイムやダンスなどのパフォーマンスを披露。これを「ドア越し」に見つけた東京の通り掛かりの若者が、覗き込んだり、一緒に踊って盛り上がったりする場面もあった。(写真は右に神戸側のドア、左に東京側から覗き込んだドア、東京側はNewna KOBE提供)

 神戸につながるドアを通じて「いまの神戸」を発信し、神戸への旅行を誘う観光プロモーション「Door to KOBE」だ。神戸市と、JR西日本コミュニケーションズを幹事会社、西尾レントオール(9699)と、キッチンカーを配車するMellow(東京都千代田区)で構成する有限責任事業組合「Newna KOBE(ニューナコウベ)」が開催した。ドアは、1868年の神戸開港とともに持ち込まれた「神戸洋家具」の伝統を引き継いだ職人が手掛けた。

 ドアは11月上旬から、神戸を訪れた人が写真を撮るのに適した場所を示すのを目的に、神戸市内の風景の名所6カ所に設置する。今回の行事で「神戸へのドア」を見かけた人が神戸を訪れると、ドアを通じて改めて「神戸とのつながり」を感じてほしいと願いを込めたという。11日から政府の全国旅行支援も利用できるようになった。首都圏からの観光客が「ドアを乗り越えて」増えるか関心を集めそう。

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