トーホー、9月の売上高30.2%増 外食需要回復でDTBが4割増

【神戸経済ニュース】トーホー(8142)が13日発表した9月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比30.2%増の178億円だった。7カ月連続で前年同月を上回った。主力の業務用食品卸売り(DTB)は40.3%増と5月以来の目立って高い伸びを記録した。前年同月は月間を通じて新型コロナの緊急事態宣言が発令された反動が表れた。8月には増加していた新型コロナウイルスの新規感染者数も落ち着きを見せたこともあり、外食による業務用食品の需要回復が続いた。

 居酒屋など中小飲食店の利用が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は、前年同月比23.1%増。半面、「トーホーストア」の食品スーパー事業は、不採算店の閉店や競争激化の継続などで7.2%減になった。フードソリューションは外食向けの業務用調理機器や業務支援システムの販売などが伸びて 7.1%増だった。

 既存店ベースでは、C&Cが25.7%増、食品スーパーは5.4%減になった。



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