阪急・阪神・山陽が減便や終電繰り上げなど 12月17日にダイヤ改正 

【神戸経済ニュース】阪急阪神ホールディングス(9042)傘下の阪急電鉄と阪神電気鉄道は12日、12月17日にダイヤ改正すると発表した。運転本数の削減や、終電の繰り上げなどで人件費や運行コストを抑える。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにテレワークが普及し、朝のラッシュ時の混雑がやや緩和されたほか、深夜の利用が減少したことなどに対応する。

 阪急神戸線では平日の朝ラッシュ時間帯に10両編成で運転する列車の一部を8両編成に短縮。午後9時以降は現在よりも運転間隔を開ける。大阪梅田発は午後9時台・10時台は10分間隔を12分間隔に、午後11時台を10〜15分間隔を15分間隔にする。最終列車の時刻も繰り上げる。阪神は平日の日中に神戸三宮から大阪難波まで1日に運転する本数を49本から41本に、大阪難波から神戸三宮は同36本と、44本から減らす。

 阪急・阪神と相互乗り入れする山陽電気鉄道(9052)も12月17日にダイヤを改正する。早朝の時間帯に特急を増発するほか、姫路方面から明石・須磨方面への最終連絡は、時間帯が繰り下がる。一方で利用率が低下している大阪・神戸から姫路方面への最終電車は繰り上げる。山陽姫路行きの最終列車が新開地を出発するのは、現在のダイヤで午後11時38分。これが新開地発11時15分に早める。

 各駅のダイヤ改正後の時刻表は、ホームページなどを通じて順次閲覧できるようになる見通し。阪急は11月下旬にもホームページに掲載する方針という。

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