神戸市「こべっこランド」移転、23年にずれ込み ウッドショックなどで建設遅れ
- 2022/09/16
- 17:56
【神戸経済ニュース】神戸市は16日、児童厚生施設の「こべっこランド」と「こども家庭センター(児童相談所)」で構成する総合児童センターの新庁舎完成が2023年1月の見通しになったと発表した。23年3月末までの移転をめざす。当初は21年秋にも移転する計画だったが、米国や中国で木材需要が急速に膨らんだことによる世界的な木材不足「ウッドショック」などの影響を受けて、1年以上遅れた。
移転に向けた工事では、ウッドショックなど国際情勢を背景に、木質系材料の納期が遅延した。さらに21年に米国で発生したハリケーンなどで原料が不足し、断熱材の生産が一時的に停止。代わりに供給された断熱材を施工したところ、収縮による厚み不足が発生した。断熱材の交換や影響する範囲の復旧工事が必要になり、一段と工期が伸びたという。
移転に向けた工事では、ウッドショックなど国際情勢を背景に、木質系材料の納期が遅延した。さらに21年に米国で発生したハリケーンなどで原料が不足し、断熱材の生産が一時的に停止。代わりに供給された断熱材を施工したところ、収縮による厚み不足が発生した。断熱材の交換や影響する範囲の復旧工事が必要になり、一段と工期が伸びたという。
神戸市中央区のハーバーランドにある現在の総合児童センターは1987年に開業。すでに30年超が経過して老朽化してきたことなどから、同市兵庫区の下水処理場跡地に建設中の新庁舎に移転を予定している。
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