トーホー、8月の売上高27.6%増 外食の需要回復が続く

【神戸経済ニュース】トーホー(8142)が9日発表した8月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比27.6%増になった。6カ月連続で前年同月を上回った。主力の業務用食品卸売り(DTB)では、35.7%増と前月に引き続き高い伸びを記録した。3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限がない夏休みシーズンで、外食による業務用食品の需要回復が続いたのが表れた。DTBは特に首都圏や関西地区で伸びた。

 居酒屋などの利用が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は、前年同月比19.5%増。半面、「トーホーストア」の食品スーパー事業は、不採算店の閉店や競争激化の継続などで8.3%減になった。フードソリューションは外食向けの業務用調理機器や業務支援システムの販売などが伸びて29.0%増だった。

 既存店ベースでは、C&Cが22.2%増、食品スーパーは6.5%減になった。

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