Rフィールド、冷凍食品に専用ブランド「RFFF」 11月1日に30品超を発売

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【神戸経済ニュース】総菜・サラダ大手のロック・フィールド(2910)は8日、冷凍食品の専用ブランド「RFFF(ルフフフ)」(図はブランドロゴ=ロック・フィールド提供)を立ち上げると発表した。ハンバーグなど肉料理やエビフライなどの魚介料理のほか、パスタやキッシュなど30品目超を11月1日に発売する。販売経路の中心は同社のネット通販サイトを想定。冷凍食品の利便性に加えて、「ごちそう」として食卓を彩る商品展開をめざす。

 同社の主力は店舗でのサラダや総菜の販売。消費者は会社帰りや買い物の途中などに製品を購入し、主に夕食として利用されている。自宅で保存できる冷凍食品の品ぞろえ拡充で、朝食や昼食、弁当などにも利用されるようになる。加えて新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした、通販や宅配が幅広く浸透したのも冷凍食品の追い風。同社の古塚孝志社長は、かねて冷凍食品の強化を主張してきた。専用ブランドの設定で、同社の冷凍食品を強力に消費者に訴えたい考えとみられる。

 ブランド名の「RFFF」はRock Field Frozen Foodsの頭文字であるほか、「『るふふふ』と笑みがこぼれるご褒美(ほうび)時間の喜び」を表しているという。販売する品目は、同社のルーツである洋食レストランのメニューを意識。主菜、副菜、おつまみなど豊富なメニューを展開したい考えだ。日常の食卓にも、家族や友人との特別な日のメニューにも、幅広く利用できるようなラインアップを想定しているという。

20220909ハンバーグ

 現時点で販売を予定しているのは「グリルハンバーグ・濃厚あめ色玉ねぎソース1個入り」(写真=イメージ、同社提供)や「ポルチーニ香る5種のきのこリゾット」「10種野菜のグリーンポタージュ」など。2023年1月には「殻ごとおいしいガーリックシュリンプ」などの発売も計画する。10月13日にブランド専用ホームページを公開する予定だ。商品の価格も改めて発表する。

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