ロック・フィールドの5〜7月期、純利益44%減 材料費など増加が圧迫

20220902ロックフィールド

【神戸経済ニュース】サラダや総菜などを製造販売するロック・フィールド(2910)が2日発表した2022年5〜7月期の連結決算は、純利益が前年同期比44%減の2億7900万円だった。材料費の急速な上昇に加え、労務費や製造経費、販管費に含む人件費などのコストが増加して利益を圧迫。増収ながら減益を計上した。

 売上高は4%増の122億円、営業利益は42%減の4億2100万円になった。前年同期は期間を通じて都市部で新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」「緊急事態宣言」のいずれかが発令中で、客足が落ちていた。今年に入って4月以降は行動制限がなくなったため、客足が回復したのが増収に寄与した。この期の増収・減益いずれも「ほぼ想定通りの推移」(広報担当者)という。

 23年4月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比2%増の14億円を見込む。同社は原材料コストの上昇を転嫁するため、9月1日から一部商品の販売価格を引き上げた。現在の業績予想には、今回の値上げも織り込み済みとしている。

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