スカイマークが「神戸経由」の呼称廃止 神戸〜長崎に乗り継ぎ運賃を設定

20200710スカイマーク機

【神戸経済ニュース】スカイマークは24日、10月30日〜2023年3月25日に適用する冬ダイヤから、羽田〜長崎便に使用していた「神戸経由」の呼称を廃止する。東京・羽田から長崎まで、または長崎から羽田まで向かう乗客も、いったん神戸で降機することから実態にあわせる。日本の国内線では唯一の「経由便」が姿を消すことになる。(写真は神戸空港に駐機中のスカイマーク機=資料)

 現在スカイマークは神戸経由の羽田〜長崎便を1日に3往復運航している。羽田〜長崎間を同じ機体で運航するため神戸経由と称してきたが、羽田〜神戸と神戸〜長崎は便名が異なるうえ、神戸では乗客全員がいったん降機する。羽田〜神戸や、神戸〜長崎だけでも利用できる。このため羽田〜長崎間を利用する乗客の動線は、神戸で乗り換えるのとまったく同じになっていた。

 同時に羽田〜長崎の航空券・運賃設定も廃止する。ただ一部の羽田〜神戸便には神戸〜長崎便への乗り継ぎ運賃を設定。羽田から長崎まで、または長崎から羽田までを利用する場合には、神戸〜長崎間を5000円(年末年始の12月23日〜23年1月10日と、春休み期間の23年3月1〜25日は7000円)で利用できる。「予約のタイミングによっては現在よりも安く利用できるので、活用していただきたい」(スカイマーク広報室)としている。

 スカイマークは冬ダイヤにあわせて大人普通運賃を平均で約6%値上げする。ただし羽田〜神戸、茨城〜神戸の年末年始・春休み期間の運賃は据え置き、神戸空港の利用を促す。冬ダイヤの適用によるスカイマークの神戸空港の発着便数に変更はない。

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