広田アシックス社長、世界陸上「25年の東京は有観客を祈念」 値上げ5%程度

20190802広田アシックス社長

【神戸経済ニュース】スポーツ用品大手アシックス(7936)の広田康人社長(写真=資料)は、2025年の世界陸上競技選手権大会を東京の国立競技場で開催することが決まったことに触れ「昨年の東京オリンピック・パラリンピックで実現しなかった、有観客のもとで選手たちが活躍してもらうことを祈念(きねん)している」と述べた。そうした中で世界陸連のパートナーとして「アシックスのブランドを発揮していきたい」と語った。テレビ会議システムを通じて開いた2022年1〜6月期決算発表の記者会見で話した。

 7月に米オレゴン州で7月に開催した世界陸上について、広田社長は「競技期間中を通じてアシックスをかなり発信することができた」と手応えを語った。男子マラソンに続いてスタートし、マラソンコースのうち5キロの区間を一般ランナーが走れる「アシックス・アップリフト・オレゴン・5k」も好評で、「開かれた大会にするという点でもアシックスのブランドを発揮できたのではないか」と語った。出場したマラソン選手のうち、アシックスのシューズを着用したのは同社の調べで男女とも13%だったという。

 7月の世界陸上を意識して6月に発売した「メタスピード・プラス」シリーズの販売状況については、「好調」との見方を示した。広田氏は「日本においてもトップアスリートに着用いただいている」と指摘。「この夏の北海道マラソンを皮切りに、各種マラソン大会は本格的に復活してくるが、私どものメタスピード、メタスピードプラスを履いた方はかなり多く見られるだろうと考えている」との感触を述べた。

 一方、主力の高機能ランニングシューズの販売価格について広田氏は「下期(22年7〜12月期)に、5%程度の値上げを見込んでいる」と明らかにした。「物流コストはやや落ち着きを見せている」と指摘したうえで「主に原材料コストの上昇分と、販売にかかわる店舗関連コストを埋める値上げと考えている」との考え方を提示した。そのうえで「他社の動向や需要動向を見ながら、価格については慎重に考えていきたい」とも話していた。

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