みなと銀、脱炭素の寄付型私募債で第1号を引き受け ジーライオン系から

20220804私募債寄贈式

【神戸経済ニュース】りそなホールディングス(8308)傘下のみなと銀行は、環境省・近畿環境事務所との連携によって新設した寄付型の私募債で第1号の案件を引き受けた。自動車販売のジーライオン(神戸市中央区)グループのクインオートが発行した私募債3億円を、みなと銀が引き受け。発行額の0.2%に相当する60万円を、ひょうご環境創造協会(神戸市須磨区)に同行が寄付した。寄付金の寄贈式を2日に神戸市内で開いた。(写真は寄贈式で記念撮影した関係者=みなと銀行提供)

 みなと銀は3月に近畿環境事務所と連携協定を結んだのを機に、私募債発行額の0.2%を環境関連基金などへの寄付に回す融資商品「脱炭素貢献私募債『グリーン企業の証(あかし)』」の引き受けを開始していた。クインオートが今回の資金調達に活用したのが、同私募債だ。同私募債の枠組みでは、脱炭素経営を宣言したうえで私募債を発行することが決まっている。希望すれば近畿地方環境事務所や兵庫県から、脱炭素に向けた取り組みに関する情報提供も受けられる。

 2日の寄贈式にはジーライオンの菊地秀武社長(クインオート取締役)、みなと銀の武市寿一社長、ひょうご環境創造協会の秋山和裕理事長、近畿地方環境事務所の関根達郎所長、兵庫県の菅範昭環境部長らが出席した。クインオートが発行した私募債の年限や利率などは明らかにしていない

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