6月の神戸市部マンション発売戸数29戸 前年同月276戸・契約率55.2%

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【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が20日に発表した6月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比89.5%減の29戸だった。前年同月は276戸。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は55.2%になった。マンション販売が好調であることの目安になる70%を4カ月連続で下回った。

 神戸市部の平均価格は4333万円、1平方メートル当たりの分譲単価は61.7万円だった。平均価格は前年同期に比べ23.2%上昇し、分譲単価は27.6%下落した。

 近畿圏全体のマンション発売戸数は前年同月比27.2%減の1261戸と、3カ月ぶりに前年同月を下回った。近畿圏の即日完売物件は4物件31戸で、大阪府池田市の「ジオ池田城南レジレンス1期2・3次」の3戸などだった。

 1平方メートル当たりの分譲単価は75.0万円と、6月としては1973年の調査開始以来の最高値になった。平均価格は4422万円と高水準で推移。大阪市部のタワーマンションと、京都中心部の物件が価格、分譲単価ともけん引したという。

 同時に発表した1〜6月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比38.6%減のの705戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は53.3%にとどまった。マンション販売が好調であることの目安になる70%を下回った。神戸市部の平均価格は3147万円、1平方メートル当たりの分譲単価は72.1万円だった。平均価格は前年同期に比べ12.1%下落し、分譲単価は6.4%下落した。

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