トーホー、6月の売上高21.1%増 主力のDTB31.6%増・外食需要が復調で

【神戸経済ニュース】トーホー(8142)が11日発表した6月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比21.1%増になった。4カ月連続で前年同月を上回った。主力の業務用食品卸売り(DTB)では、31.6%増と前月に続いて高い伸びを記録した。緊急事態宣言などの新型コロナウイルスによる行動制限がなくなり、外食需要の復調が続いたのが同社の収益に表れた。DTBは特に関西地区で伸びた。

 居酒屋などの利用が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は、前年同月比16.3%増と大幅増。半面、「トーホーストア」の食品スーパー事業は、不採算店の閉店や競争激化の継続などで13.1%減になった。フードソリューションは外食向けの月内に完成した建設工事の減少などで14.7%減増だった。

 既存店ベースでは、C&Cが18.1%増、食品スーパーは10.7%減になった。

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