家次神商会頭、参院選「安定と継続性を望んだ」 訪日客「本格再開も着実に」

20210104家次神商会頭

【神戸経済ニュース】神戸商工会議所の家次恒会頭(写真=資料)は11日、10日に投票した参院選で自民・公明両党が改選議席の過半数を獲得した結果について「国民の多くが政治の安定と継続性を望んだ結果であろう」との見方を示した。新型コロナウイルスだけでなく、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、部品不足などの供給制約、物価高と多くのリスク要因が顕在化している。安定した政権運営で「成長と分配の好循環を生み出す環境整備を本格的に推し進めることを期待する」とした。

 一方で、このところ新型コロナの感染者数が再び増加している点にも言及。基本的な感染対策が前提にはなるが、「過度に慎重路線に走ることなく、ウィズコロナ(ウイルスとの共存)を前提とした国内観光の需要喚起」を推し進めるよう求めた。さらに「国際交流やインバウンド(訪日外国人観光客)受け入れの本格再開も着実に進めてもらいたい」と述べ、経済活動と感染対策の両立をめざすよう強調した。

 加えて今回の選挙期間中に安倍晋三元首相が「凶弾に倒れたことは痛恨の極み」と改めて振り返った。そのうえで「生前の勇ましいお姿に思いを馳せ、心からご冥福をお祈りしたい」と述べ、コメントを結んだ。

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