最優秀賞「わたしが初めて恋した街。」 神戸ファッション文化の魅力発信ポスター

20220625最優秀賞

【神戸経済ニュース】神戸市は25日、募集した「神戸のファッション文化魅力発信ポスター」の表彰式を神戸ファッション美術館(神戸市東灘区)で開催した。一般の部の最優秀賞はインスタグラムなどで活動するイラストレーターimchimさん(1枚目の写真右=一部を加工しています)の「わたしが初めて恋した街。」(同左)に決まった。神戸市内の公共施設で掲示するなど、神戸のファッション文化について魅力を発信するのに活用する。同作品を含め、入賞作品は7月24日まで同美術館の玄関ホールに展示するほか、専用ホームページでも閲覧できる。

 最優秀賞を獲得した作品は、おしゃれな人魚が鏡の前で化粧をしている構図だ。鏡の周りには、神戸の中心市街地である三宮・元町の地図に加え、パン、靴などのチラシやポスターが貼り付けてある。imchimさんは「女の子が神戸に買い物に出かける前の、わくわくした気持ちを表現したかった」と話す。審査委員会が発表したコメントでは「神戸らしさがよく伝わる」「神戸のファッション産業のイメージが明るくなる期待を抱かせる」と高く評価した。

20220625小中の部

 小学生以下の部では重村唯翔さん(2枚目の写真右)の「大好きなケーキ屋さん」、中学生の部では桜木桃歌さん(同左)の「カラフルな南京町」が、それぞれ最優秀賞になった。このほか一般では3点、小学生以下と中学生の部では、それぞれ2点ずつの優秀賞を選んだ。審査委員長はモロゾフ(2217)の山口信二社長、審査委員はクロシェホールディングス(神戸市中央区)の沼部美由紀代表、インフルエンサーのウラリエ氏ら5人が務めた。

 ポスターのコンクールは、2021年6月に議員提案で「神戸らしいファッション文化を振興する条例」が制定されたのを記念して開催。23年には「神戸ファッション都市宣言」から50周年を迎えることもあり、アパレル、真珠、パン、洋菓子、ケミカルシューズ、スポーツといった「衣・食・住・遊」のファッション文化について、改めて魅力を発信する目的で開催した。5月まで約4カ月間、作品を募集したところ、小学生以下、中学生、一般と3部門合計で158点の応募があった。

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