神戸市議会の定数4減65議席に、新議長に自民の安井氏 6月議会始まる
- 2022/06/13
- 21:33
定数削減の議案は現在は69議席の定数を、議員1人あたりの人口が福岡市や川崎市と同程度になる60議席まで減らすのかどうかが焦点。各会派から、一気に60議席まで減らす案、69議席のまま維持して区ごとの議席配分を変更する案、段階的に引き下げることを念頭にひとまず65議席まで減らす案の3案が出た。議決の結果、自民などが推した65議席まで減らす案が可決。任期満了で予定する23年の選挙から適用する。東灘区、北区、垂水区、西区に配分した議席を、それぞれ1議席ずつ減らす。
これまで1年間、議長を勤めた坊恭寿(やすなが)議長(自民)と、沖久正留副議長(公明)に代わって、安井氏が新議長に、坊池氏が新副議長に就任した。安井氏が議長を務めるのは2回目で、2012年6月までの1年間以来10年ぶり。
あいさつした安井氏は「公正中立かつ円満な議会運営に努めるとともに、議会の機能強化に向けた議論の推進、議会制度の改善や見直しなどに、さらに積極的に取り組んでいく」と改めて意欲を述べた。加えて「神戸市は他都市に比べて議会の尊重度合いは高いものであるが、これまで以上に政策立案にあたり議会の意思を反映させていただきたい」という。そのために「当局との信頼関係を旨とし、神戸市民の幸福と『住んでよかった』と思える神戸の街が未来に向かって継続するよう議長として努力する」と話していた。
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