神戸市、総額75億円の6月補正予算案 原油高・物価高での中小企業支援など

20220606神戸市6月補正

【神戸経済ニュース】神戸市は6日、新型コロナウイルスの感染が広がる中での原油高・物価高に対する住民や中小企業の支援などを柱にした総額75億円の2022年度6月補正予算案を発表した。子育て世帯生活支援特別給付金や、介護・障害福祉サービス施設などへの運営支援、プレミアム付電子商品券の発行、公共交通事業者への運行継続支援事業などを盛り込んだ。駅前駐輪場関連や六甲山シカ対策なども計上する。

 中小企業支援の一環では、海外向けのネット通販(EC)サイト構築・運営に関する経費の半額を、150万円を上限として支援する「越境EC活用促進事業」なども実施することで6600万円を
計上。肥料など農業生産資材の高騰に対応する市内産堆肥、下水処理場の汚泥から産出した「再生リン」の提供や、燃料価格高騰の補てん制度など農業者の経営支援に5000万円も計上した。

 財源は国庫支出金が68億9000万円。このうち45億6500万円が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金だ。県支出金は5億3500万円。その他特定財源からの調達は9500万円になる。今回の補正によって一般会計の予算規模は8943億円と、従来の8868億円から0.8%増加する。

 神戸市は補正予算案を13日に始まる市議会に議案として提出する。24日の本会議で議決し、可決成立する見通し。

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