大丸神戸店、5月の売上高2.06倍 前年に緊急事態宣言で休業など

【神戸経済ニュース】J・フロントリテイリング(3086)が1日に発表した大丸神戸店の5月の売上高動向(速報値)は、前年同月に比べ2.06倍だった。8カ月連続で前年同月を上回った。前年同月には新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」を受けて平日に営業時間短縮、土日に休業した反動が表れた。3年ぶりに行動制限がない大型連休とあって来店客も増えた。すべての売り場が前年同月を上回った。

 外商も好調で、高級ブランド、宝飾、時計の好調が目立った。婦人服、紳士服とも外出を意識した衣類が好調だったほか、来店客数の増加で食料品も前年同月を上回った。久しぶりの帰省のために菓子類を求めるなど、手みやげ需要も堅調だった。

 大丸芦屋店の売上高は前年同月比7.7%増、大丸須磨店は同14.1%減だった。

 大丸松坂屋百貨店の5月の売上高(店舗合計、既存店)は、前年同月比で86.2%増、19年5月との比較では13.1%減だった。19年との比較は店舗ごとに開示していない。

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