フジッコの前期、純利益37%減 減損や処分損で特損・予想未達で役員報酬減額

20220514フジッコ

【神戸経済ニュース】惣菜メーカーで煮豆首位のフジッコ(2908)が13日に発表した2022年3月期の連結決算は、純利益が前の期比38%減の21億円だった。とろろ昆布・だし昆布など乾燥系の昆布製品が前の期を下回ったほか、豆製品の新製品「彩り豆」も苦戦して減収・営業減益。加えて固定資産の減損や処分損などで10億7700万円の特別損失を計上したのが響いた。投資有価証券売却益など6億9600万円の特別利益で補えなかった。

 売上高は前期比14%減の550億円、営業利益は27%減の31億円になった。この期から収益認識に関する新会計基準を適用。前の期に新基準を適用した試算値との比較でも、売上高は4%減だった。営業利益は影響が出なかった。豆製品は収益性の改善を進める水煮や蒸し豆も苦戦した。「カスピ海ヨーグルト」は引き続き順調に推移したが、通販用のサプリメント「善玉菌のチカラ」は前の期を下回った。年間配当金は前の期比4円増配の45円(うち中間22円)になった。

 前期の業績が1月31日に示した会社予想(純利益34億円、売上高554億円など)を下回ったことから、役員報酬を減額する。福井正一社長は年額を10%減額、専務執行役員の石田吉隆取締役は年7%を減額、上席執行役員の荒田和幸取締役と寺島浩美取締役は年5%の減額を実施する。

 同時に示した23年3月期の連結決算は、純利益が13%増の24億円を見込む。固定資産の減損や処分損などがなくなる。売上高は微増の553億円、営業利益は2%増の32億円になる見通しだ。年間配当計画は前期比1円増配の46円(うち中間23円)とした。

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