三星ベの前期、純利益57%増 自動車向けなど回復・期末110円に大幅増配

20220514三ツ星ベルト

【神戸経済ニュース】自動車向けなど工業用ベルトを製造する三ツ星ベルト(5192)が7日発表した2021年4〜12月期の連結決算は、純利益が前の期比57%増の63億円だった。半導体不足による自動車メーカーの生産調整はあったが、前の期に比べると自動車用ベルトが大幅に回復した。期末にかけて円安が進んだのを受け、為替予約に関する金融取引の収益などを示す営業外収益 の為替差益が膨らんだ。期末配当は中期経営計画の見直しに伴い、23年3月期計画並みに引き上げた。

 売上高は15%増の748億円、営業利益は54%増の76億円だった。自動車用に加え、一般産業用ベルトも射出成形機やロボット業界向けの販売が好調で、増収効果が増益につながった。事業部門(セグメント別)の売上高は、国内ベルトが12%増の277億円、海外ベルトが23%増の364億円、建設資材が7%減の53億円だった。

 従来33円としていた期末配当金は110円に引き上げた。年間では前の期に比べ2.5倍の143円配(うち中間33円)になった。

 同時に示した23年4月期の連結業績予想は、純利益が1%減の63億円になる見通し。業績予想の前提として1ドル=115円、1ユーロ125円を想定。前期に膨らんだ営業外の為替差損益が縮小する。一方で製品への需要は続き、売上高は4%増の775億円、営業利益は5%増の80億円を見込む。中期計画に従って連結配当性向は100%超に引き上げ、年間配当は前期比77円増配の220円(うち中間110円)を予定する。

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