オンラインゲームのモノビットが神戸市に移転 移転支援の賃料補助で3例目

 神戸市は13日、オンラインゲームやVR(仮想現実)・AR(拡張現実)技術を使ったコンテンツを開発するモノビット(神戸市中央区)に企業移転補助制度の賃料補助で3例目を適用すると発表した。同社は9月13日付で東京都新宿区から本社を神戸市内に移転。同日から新本社での業務を開始した。

 モノビットは中央区の旧外国人居留地である中央区京町のビル3階で、429.59平方メートルの事務所を借りた。神戸市は1平方メートルあたり月間750円を上限に、賃料の4分の1を3年間補助する。補現在の従業員数は9人だが、今後エンジニアを採用して事業を拡張する予定としている。

 モノビットは2013年に設立。創業者の本城嘉太郎社長は同社設立前の2011年に日本テレビ、DeNAと共同で人気番組「脱出ゲームDERO」のソーシャルゲームを開発したほか、12年には人ゲーム「ギルガメッシュサーガ」を開発・配信した。

 企業移転補助制度の賃料補助は、東京23区などから神戸市に企業の本社を誘致するのが目的。2015年度に制度の運用を開始した。

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