神戸製鋼、線材・棒鋼を2万円以上値上げ 7月出荷分から・20年来で7万円以上に

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所は12日、自動車部品のほか建設機械・産業機械などに多く使われる線材・棒鋼の価格を1トン当たり2万円以上引き上げると発表した。7月出荷分から。同社が線材・棒鋼を値上げするのは、4月出荷分に1トンあたり1万5000円以上の値上げを打ち出して以来3カ月ぶり。20年10月出荷分に1トン当たり1万円の値上げを実施して以来、累計で7万円以上の値上げになる。今後は問屋やメーカーなど販売先に説明して理解を求め、値上げを浸透させる。

 ロシア軍のウクライナ侵攻など世界情勢を背景に、主原料である原料炭の価格は急伸、鉄鉱石の価格は高止まりしている。さらに副原料・副資材・物流費用・エネルギーなどのコストも上昇が続いており、自助努力だけでは吸収できないと判断した。さらに主力の販売先である自動車の生産は引き続き堅調で、さらに建設機械や産業機械の需要も回復と、引き続き需要が高水準で推移すると見込んでいるという。

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