ノエビアHDの10〜3月期、純利益49%増 退職金の制度変更で特別益

20220512ノエビアHD

【神戸経済ニュース】化粧品を製造販売するノエビアホールディングス(4928)が11日に発表した2021年10〜22年3月期の連結決算は、純利益が前年同期比49%増の29億円だった。化粧品の販売が伸びたほか、特別利益として退職金の制度変更に伴って発生した利益9億6100万円を計上したのが寄与した。

 売上高は17%増の301億円、営業利益は15%増の52億円になった。今期から収益認識に関する新会計基準を適用。前年同期を同基準で試算したうえで比較すると売上高は2%増、営業利益は13%増になる。売上高、営業利益は会社予想の294億円、46億円から上振れした。

 対面販売するカウンセリング化粧品の高級美容液「セラミューン」などがけん引する一方で、ドラッグストアなどで販売する「なめらか本舗」シリーズを中心にセルフ化粧品も回復した。

 上期の収益は会社予想から上振れしたが、依然として外部環境には不透明感が強いとして23年9月期の連結業績予想の修正を見送った。引き続き純利益は前期比2%増の65億円を見込む。

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