ワールド、4月の既存店売上高が19.3%増 前年同月に臨時休業の反動も

【神戸経済ニュース】アパレル大手のワールド(3612)が9日発表した4月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月の19.3%増(速報値)だった。前年同月は月後半にかけて都市部を中心に新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けて、休業する百貨店が多かった反動が表れた。気温の上昇に合わせて初夏物へのシフトが進み、店舗に加えてネット通販経由での売上高が伸びたという。

 アパレルでは羽織物としても使える前開きシャツから、一枚着の5部そでや半そでブラウスなどに好調が波及したという。雑貨では日傘が活発だったほか、ランチボックスや保冷バッグなど、屋外でのレジャーに使う品目の動きが目立った。

 業績予想の前提になる4月の既存店売上高は、前年同月比18.0%増(コロナ前の19年4月に対して79.2%)だったが、これを上回った。4月の新規出店は13店舗、撤退は9店舗。差し引きで月末時点の小売店舗数は2365店になった。このうち既存店売上高の集計対象は1569店だった。

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