3月の神戸港、輸出入総額が月間初の1兆円超 外需好調や円安など要因重なる

20220420貿易統計

【神戸経済ニュース】神戸税関が20日に発表した3月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比22.8%増の1兆108億円だった。月間の輸出入総額としては、これまでの過去最高である2021年12月の9244億円を上回り、比較できる1979年以降で初めて1兆円を超えた。このうち輸出額が22.9%増の6553億円と月間の輸入額としては過去最高、輸入額が22.7%増の3554億円でと3月としては過去最高になった。好調な外需に加えて円安で輸出額が増えやすかったほか、エネルギー高と円安で輸入額もかさむなど、日本の貿易額が増える要因が重なった。

 輸出額の増加に寄与が大きかった品目は「建設用・鉱山用機械」「無機化合物」など。建設用・鉱山用機械は産油国である米国、ロシア、インドネシアなどへの輸出が増えた。輸出額は前年同月比40.6%増の499億円と月間で過去最高だった。電池など工業製品の材料になり、米国向けの輸出が大幅に増えた無機化合物も、84.4%増の305億円と過去最高だった。このほか「精油・香料および化粧品類」は中国や韓国などへの輸出が増え、2.2倍の196億円と3月としては最高になった。

 一方、輸入額に大きく寄与したのは「無機化合物」のほか、石炭や液化プロパンガス(LPG)といった「鉱物性燃料」など。無機化合物は中国や台湾などからの輸入が増え、輸入額が80.7%増の205億円と、月間で過去最高だった。鉱物性燃料はインドネシアやオーストラリア、米国などからの輸入が増えた。輸入額は4.8倍の122億円と、3月としては過去最高になった。このほか「非鉄金属」はオーストラリア、中国、マダガスカルなどからの輸入が増え、89.9%増の160億円と3月として最高だった。

 3月の平均為替レートは1ドル=115円86銭と、前年同月に比べ8円73銭の円安・ドル高。日本の輸出入総額に占める神戸港のシェアは、前月比0.4ポイント上昇の5.8%だった。

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