神戸同友会「丹波部会」発足、活動は県全域に 部会長に吉住工務店の吉住氏

20220419同友会丹波

【神戸経済ニュース】神戸経済同友会は19日、これまで兵庫県内で地域部会が空白になっていた丹波地域の有力企業が参加して「丹波部会」を1日付で発足させたと発表した。部会長には住宅建設の吉住工務店(丹波市)の吉住俊一会長(写真中)が就く。既存の地域部会は神戸部会、東播部会、西播部会、阪神間部会、但馬部会で、淡路地域の企業は神戸部会と東播部会に所属していることから、これで兵庫県全域に神戸同友会の部会が広がった形だ。

 神戸市中央区内で19日に記者会見した吉住部会長は、企業と地域との関係について「持続的な成長によって取引や雇用を拡大し、人口減少への歯止めといった地域を元気にすることが使命だと思っている」と語った。そのうえで「この先がどうなるか予想が付かない難しい時期で、正解のない問題も多い」と指摘。同友会を通じて「(部会の)仲間と意見交換や、他地域とのアイデア交換などを進めたい」という。「肩ひじ張らず、和気あいあいとした会にしたい」と話していた。

 副部会長は釣り具を製造販売するささめ針(丹波市)の篠倉庸良代表(写真左から2人目)、丹波黒大豆を卸売りする小田垣商店(丹波篠山市)の小田垣昇社長(写真右から2人目)の2人が務める。部会長、副部会長の3人を含め、すでに10人の経営者が丹波部会に参加した。

 富田健司代表幹事(川崎重工業顧問、写真右)は「丹波部会の設立を機に地域部会間の交流、情報の行き来を増やしていきたい」と話した。服部博明代表幹事(みなと銀行会長、写真左)は「兵庫県の強みは多様性にあるため、全ての地域に部会がそろったことで兵庫県全域での街づくりといったことにつながれば」と述べ、各地域の活性化を通じた兵庫県全体の経済活性化に期待を示した。

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