「ひかりは西へ」から山陽新幹線50年 新神戸駅でも記念入場券・パネル写真展

20220315新神戸のぞみ

【神戸経済ニュース】「ひかりは西へ」をキャッチフレーズに山陽新幹線の新大阪〜岡山間が開業してから、15日で50年が経過した。山陽新幹線を運行するJR西日本は同日から「山陽新幹線 岡山開業50周年キャンペーン」を展開。新神戸駅(神戸市中央区)も開業から50年を迎えたことで、懐かしい写真のパネル展と記念入場券の販売で、新幹線開業からの節目を祝う。キャンペーンは12月31日までを予定する。(写真は新神戸駅から西に向かう新幹線「のぞみ」=資料)

 記念入場券は岡山開業で設置した「新神戸」「西明石」「姫路」「相生」「岡山」の5駅の入場券をオリジナル台紙をセットにして限定3000部を販売する。税込み1200円だ。オリジナル台紙は各駅の開業時と現在の様子を並べたほか、山陽新幹線の年表も掲載。QRコードをスマートフォンで読み込めば、山陽新幹線の開業時に岡山駅を出発する電車の様子が動画で楽しめる。5駅のみどりの窓口で午前10時から販売。午前9時から整理券を配布する。

 6月15日までの3カ月間には、デジタルスタンプラリー「山陽新幹線 岡山開業50周年記念スタンプラリーwithハローキティ新幹線」を開催する。新神戸〜岡山の5駅とハローキティ新幹線1号車でデジタルスタンプをスマートフォン(スマホ)で取得すると、プレゼントがもらえる。スタンプ1個でスマホ壁紙などのデジタルプレミアムプレゼント、スタンプ3個以上でキティグッズや50周年グッズなどを抽選でプレゼントする。

 岡山駅と相生駅では15日に記念式典を開催する。このほか新神戸駅と岡山駅では記念の駅弁や食品なども販売する。岡山にある新幹線の車両所を見学できるツアーを6月中ごろに計画。JR西日本と日本旅行が連携した「駅長おすすめ駅プラン」など記念の旅行商品も販売し、山陽新幹線の利用を促す。新たに設定した旅行やイベントなどは、キャンペーンの専用ホームページで随時告知する。

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