南向きの明るい入り口に、広場も整備 六甲有馬ロープウェー・六甲山頂駅

20220312六甲山頂駅

【神戸経済ニュース】六甲有馬ロープウェーでは冬季の運休期間を終えて運転を再開する12日に合わせて、六甲山頂駅の駅舎をリニューアルした。メーンの出入り口を南向きに変更し、丸太を格子状に組んだ天井の装飾などで、温かみのある内装になった。3月末ごろに広場の整備も完了し、明るい駅舎の出入り口になる。神戸市の外郭団体でロープウェーを運営する神戸すまいまちづくり公社が11日に発表した(イメージ図=同公社提供)。

 従来は西向きの出入り口で、バス停に向けて下りの階段が伸びていた。南向きの出入り口が加わることで、より明るい駅舎になる。六甲山上の施設や、山上でのレクリエーションに繰り出す期待感を高めるのがねらいだ。加えて駅舎に掲げる看板も更新。六甲山頂駅では昨年6月に副駅名「六甲ガーデンテラス・GREENIA前」を設定したが、これを12日から駅舎玄関の看板に反映する。

 同ロープウェーの有馬温泉駅は、新ゴンドラの導入に合わせて20年3月にリニューアルした。今回の六甲山頂駅のリニューアルで、ロープウェーの両方の駅で駅舎の改装を完了した。春休み期間の26日から4月7日までは、まやビューライン(摩耶ケーブル・ロープウェー)と同時に、大人1人に同伴する子供4人までが無料になる「子ども無料キャンペーン」を開催して、六甲・摩耶へと誘う。

 六甲有馬ロープウェーは1970年に開業。有馬温泉駅と六甲山頂駅を約12分間で結ぶ。高低差は441メートル。路線は全長2764メートルと交走式ロープウェーでは国内2位の長さだ。20年3月には開業50周年に合わせて、新ゴンドラを導入。日本初の展望シートを設けたゴンドラで、六甲山の四季の風景をより満喫できるようにした。

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