トーホー、2月の売上高0.1%減 C&Cに新型コロナ影響・DTBは前年比増

【神戸経済ニュース】トーホー(8142)が9日発表した2月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比0.1%減になった。わずかながら4カ月ぶりに前年同月を下回った。居酒屋などの利用が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)が、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の影響を大きく受けた。業務用食品卸売り(DTB)も新型コロナの影響はあったが、前年同月に緊急事態宣言が発令された反動に加え、海外子会社で新規顧客の獲得が進んだことなどで、前年同月比1.5%増と4カ月連続の前年比プラスだった。

 C&Cは前年同月比9.0%減で、4カ月ぶりの前年比マイナスと苦戦した。中小飲食店の利用が多く、まん延防止等重点措置の影響を受けやすかった。「トーホーストア」の食品スーパー事業は、前期に実施した閉店や競争激化などの影響で8.0%減。フードソリューションは建設関連子会社で月内完工が増加や、業務用調理機器などの販売拡大で36.4%増だった。既存店ベースでは、C&Cが8.7%減、食品スーパーは5.5%減になった。

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