トーホーの前期、2期ぶり最終黒字に 経費削減が進み上方修正で3億円

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【神戸経済ニュース】業務用食品などのトーホー(8142)は4日、2022年1月期の連結最終損益が3億円の黒字(前の期は35億円の赤字)になったようだと発表した。従来予想のトントンから上方修正した。固定資産の売却で約10億円の固定資産売却益を計上するうえ、出張を一段と抑制するなどコスト削減が想定以上に進んだ。2期ぶりの最終黒字を確保したもよう。

 売上高は1%増の1880億円、営業損益は4億5000万円の赤字(前の期は31億円の赤字)になった。従来予想は1900億円、5億円の赤字だった。売上高は昨年夏場に新型コロナウイルスの変位株「デルタ型」の感染拡大による影響が大きく、想定をやや下回った。一方で、コスト削減が寄与したことから上方修正し、従来予想に比べて赤字幅が縮小した。

 トーホーは10日に2022年1月期決算を発表する予定だ。

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