西神中央「エキソアレ」4月1日全館オープン 今月25日にニトリ先行開業
- 2022/02/11
- 12:34
【神戸経済ニュース】神戸市と外郭団体の神戸交通振興は10日、神戸市営地下鉄西神・山手線の西神中央駅に隣接する百貨店ビルに開設する商業施設「エキソアレ西神中央」が4月1日に全館オープンすることが決まったと発表した。すでに昨年11月から食品を中心とした1階と5階のレストランは臨時営業しており、随時新たなテナントも入居。3階には2月25日に生活雑貨の「ニトリ」が先行オープンする。4月の全巻オープンで同ビルでは、そごう西神店が20年8月に撤退した後、およそ2年ぶりに全館で営業を再開する。
営業中の1階にも順次新店舗がオープン。1月20日には焼き菓子の「御座候」とチョコレートの「ゴディバ」が開業した。2月17日には、サラダの「グリーン・グルメ」が新規オープン、同28日にはスーパー「パントリー」が増床して新装オープンする予定だ。このほか5階に入居した学習塾「若松塾」西神中央校が3月2日に移転開校を予定する。3月には1階に、韓国発祥のマカロン風菓子を販売する「リコルヌ」と、持ち帰りすしの「力丸」もオープン予定だ。
西神中央駅の百貨店ビルは1990年10月に完成し、同時にそごう西神店が開業した。ビルの所有者は神戸市で、売り場面積は約3万平方メートル。セブン&アイ・ホールディングス(3382)傘下の百貨店「そごう・西武」は、地下鉄沿線の人口減少などを背景に収益が悪化し、回復が見込めないとして、そごう西神店を撤退。神戸市などは後継の店舗運営者は総合商社の双日(2768)に選んだ。施設名称「エキソアレ西神中央」と同店舗のロゴマークは現在、商標登録手続き中としている。
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