日本麻の4〜12月期、純利益48%減 自動車マット改善もパスタ反動減

20220210日本麻

【神戸経済ニュース】麻袋大手の日本製麻(3306)が9日に発表した4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比48%減の3200万円になった。新型コロナウイルスの感染拡大で最初の緊急事態宣言が発令された前年同期の「巣ごもり消費」の反動で、パスタの需要が後退したのが響いた。自動車用フロアマットの出荷数量は増え、生産効率の向上で採算も改善したが、補えなかった。

 売上高は2%減の23億円、営業利益は74%減の3800万円になった。事業分野(セグメント)別の売上高は、包装資材の市況悪化で産業資材事業が2%減の4億6800万円、マット事業が14%増の10億円、食品事業が17%減の8億4800万円。食品は自主企画のレトルトカレーが伸びたが、パスタの反動減を補えなかった。飲食店の営業自粛や時短営業で、業務用食品も伸び悩んだ。

 22年3月期の連結業績予想は据え置き。純利益は前期比74%減の2500万円を見込む。21年4〜12月期で既に上回ったが、足元で新型コロナウイルスの変位株「オミクロン型」の感染が拡大したことなどの影響を見極めるなどで、業績予想の修正を見送ったもよう。

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