三星べの4〜12月期、純利益73%増 自動車向けなど回復・滋賀工場に新棟完成

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【神戸経済ニュース】自動車向けなど工業用ベルトを製造する三ツ星ベルト(5192)が7日発表した2021年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比73%増の47億円だった。半導体不足による自動車メーカーの生産調整はあったが、前年同期に比べると自動車用ベルトは大幅に回復。一般産業用ベルトも射出成形機やロボット業界向けの販売が好調で、増収効果が増益につながった。主要製品の値上げも奏功した。

 売上高は18%増の556億円、営業利益は72%増の60億円になった。事業分野(セグメント)別の売上高は「国内ベルト事業」が15%増の209億円、「海外ベルト事業」がスノーモービルなどが伸びて25%増の267億円、建設資材事業は廃棄物処分場などの工事が減少した影響で3%減の40億円だった。収益認識に関する新会計基準を今期から適用したが、影響は軽微だったとしている。

 同社の滋賀工場(滋賀県高島市)では、21年12月に新棟が完成した。伝動ベルトを構成する材料の1つである「心線」を製造する新工場棟。国内外の生産拠点への心線の供給を安定させ、グローバルな生産体制を強化する。建物と設備機器の投資額は9億円、4月の稼働開始を予定する。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比30%増の53億円を見込む。12月までの進捗率は89%と高い。だが、半導体供給の懸念、原材料価格や物流運賃の上昇、新型コロナウイルス変位株の感染拡大など予断を許さない状況が続くとして、業績予想の修正を見送った。

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