トーカロの4〜12月期、純利益20%増 半導体けん引・鉄鋼も回復で

20220131トーカロ

【神戸経済ニュース】表面処理加工のトーカロ(3433)が31日に発表した2021年4〜12月期決算は、純利益が前年同期比20%増の49億円になった。増収効果で増益。半導体製造装置の部品への加工が好調だった。高速通信規格「5G」通信網の整備によるサーバー需要などを背景に、半導体メーカーの積極的な設備投資が引き続き追い風になっている。鉄鋼分野への需要回復も寄与した。

 売上高は10%増の322億円、営業利益は16%増の75億円。このうち国内の半導体・平面ディスプレー(FDP)分野の売上高は11%増の149億円だった。国内子会社は半導体不足を受けた自動車業界向けの停滞を、建設機械メーカー向けの増加で補った。収益認識の新基準を今期から適用することで、前期まで営業外収益としていた「受取ロイヤリティー等」を今期から売上高に計上している。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比21%増の66億円と最高益の見通し。21年12月までの進捗率は76%になった。

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