斎藤兵庫知事、PCR検査キットの不足解消を求める 関西広域連合委

20220127斎藤知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=関西広域連合が配信した動画より)は27日にテレビ会議システムを通じて開いた関西広域連合委員会で、不足が指摘されている新型コロナウイルスのPCR検査キットについて、早期に不足が解消されるよう改めて求めた。斎藤氏は「流通で医療機関を優先して配分してもらうことを裏では要請しているが、やはり絶対量が必要」と主張。全国知事会などが「国に要望していただいているということだが、引き続きお願いしたい」と述べ、感染者数が増加する中でできる限り早い解決を改めて要望した。

 加えて大阪府、京都府とともに兵庫県が27日から、まん延防止等順天措置の適用を受けたことにも触れ「日々感染者数がかなり増えており、医療ひっ迫を防ぐためにもさまざまな対策を講じているが、保健所の業務はかなり厳しい」と現状を説明。濃厚接触者の待機日数を減らすなど「(現在主流の変位株である)オミクロンの特性に合った方針を早く国に出していただくということを国に要望しつつ、現場としてしっかり対応しないといけない」と語った。

 検査キットの不足については大阪府の吉村洋文知事も言及。無料PCR検査は政府の方針で「無症状の方でも不安解消のためにどうぞと始めたが、現場では検査キットがだんだん不足してきている」との認識を示した。そのうえで「行政検査なんかをやっていただける小さなクリニックでも不足してくるとなると、本末転倒ではないか」と指摘した。

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