(動画)「いつか神戸で防衛戦を」 ボクシング谷口に神戸市が「スポーツ特別賞」



【神戸経済ニュース】神戸市は18日、昨年12月14日の世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級タイトルマッチでTKO勝ちして世界王座を獲得した谷口将隆選手(ワタナベボクシングジム=東京都品川区)に対する「神戸市スポーツ特別賞」の贈呈式を開いた。神戸市役所を訪れた谷口選手は、久元喜造市長から表彰状、神戸市議会の坊恭寿(やすなが)議長からトロフィーをそれぞれ受け取った。谷口選手は久元市長らと懇談し、「いつかは神戸で防衛戦ができたら光栄だと思う」と話し、早くも長期防衛に意欲を見せた。

 谷口選手は神戸市出身。高校時代は神戸第一高等学校(神戸市中央区)のボクシング部に所属し、インターハイに出場した。京都市の大学には神戸の自宅から通学。卒業後に上京してワタナベボクシングジムに所属した。表彰状などを受け取った谷口選手は記念品として、その場でグローブにサインを入れて久元市長に贈った。早速グローブを履いた久元氏は、力がみなぎったとみえて「これは仕事をやる気が出てきますね」などと話していた。

 贈呈式にはワタナベボクシングジムの渡辺均会長も同席した。神戸市スポーツ特別賞は、国際大会に日本代表の選手として出場し、優秀な成績を記録した選手やチームなどに贈る。ボクシングでは2017年5月に久保隼選手、同6月に山中竜也選手に贈った。16年12月には神戸市を拠点に活動し、同年限りで引退した長谷川穂積さんに、神戸市スポーツ賞とスポーツ特別功労賞をあわせて贈った。

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