カルナバイオ、今期最終赤字5億6000万円に 創薬一時金で赤字幅縮小

20211223カルナバイオ

【神戸経済ニュース】創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンス(4572)は23日、2021年12月期の連結最終損益が5億6000万円の赤字(前期は11億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想である18億円の赤字から上方修正し、赤字幅が縮小する。売上高の計上を織り込んでいなかった創薬事業で、医薬品開発の中間目標に到達した際に受け取る一時金を11億2800万円計上することになったため。増収効果で損益が改善する。

 売上高は前期比77%増の20億円、営業損益は5億4800万円の赤字(前期は10億円の赤字)を見込む。従来予想は9億2300万円、18億円の赤字だった。創薬事業の一時金は米製薬大手のギリアド・サイエンシズから受け取った。医薬品を開発する製薬会社にキナーゼタンパク質を販売する創薬支援事業の売上高は、従来予想よりもやや少なかったが、創薬事業の一時金で大幅に補った。

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