兵庫県議会、12月補正予算を可決し閉幕 行財政運営「見直し最終案2月に」
- 2021/12/13
- 19:29
【神戸経済ニュース】兵庫県議会の「令和3年12月第356回定例会」が13日に閉幕した。同日に兵庫県が提出した12月補正予算案は、午後の本会議で全会一致で可決した。補正予算案では、ワクチン接種の有無や検査結果が陰性であることを示すことで、入店制限を緩和するなど日常生活の維持をめざす「ワクチン・検査パッケージ」の実施に伴うPCR検査の無料化に関する費用などを計上した。
今回の兵庫県議会では22件の議案を審議し、すべての議案を可決した。このほか「北朝鮮による日本人拉致問題の啓発活動を推進する決議」を全会一致で可決。請願2件、意見書11件も可決するなどで、今回の県議会で審議するすべての日程を終えた。
斎藤元彦知事は閉会のあいさつで、行財政運営方針の見直しについて「たたき台となる見直し案をまもなく、取りまとめる」と説明した。議会に向けては、「行財政運営調査特別委員会における審議をはじめ、行財政審議会、市町との協議などでご意見をたまわりながら、令和4年度(2022年度)当初予算の編成過程でも検討を加え、最終案を策定して2月定例議会に提出をする予定」と説明した。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 神戸市、子育て世帯向け給付金10万円を現金で一括支給 27日に (2021/12/14)
- 三宮再開発 安藤忠雄氏が寄付「こども本の森神戸」を引き渡し・3月下旬に開館 (2021/12/14)
- 兵庫県議会、12月補正予算を可決し閉幕 行財政運営「見直し最終案2月に」 (2021/12/13)
- ポートライナー定期券で、ゆったりバス通勤 ポーアイ方面「朝バス」キャンペーン (2021/12/13)
- 久元市長、スタートアップ成果出ず「ポイント突いてる?」 兵庫・神戸調整会議で (2021/12/11)
広告