(動画)兵庫知事「神戸ビーフのブランド力を上げると期待」 神戸ビーフ館開業



 山陽新幹線の新神戸駅に隣接する商業施設に24日オープンする神戸ビーフの情報発信施設「神戸ビーフ館」のオープン式典が、23日午後に開かれた。神戸肉流通推進協議会の名誉会長を務める井戸敏三・兵庫県知事は、神戸ビーフ館で神戸ビーフを市価よりも安く提供することに言及し、同館の利用を促した。そのうえで神戸ビーフ館の開業で、神戸ビーフの「価値とブランド力を上げることになると期待している」と述べて開業を祝った。

 神戸ビーフ館を開設・運営する兵庫県食肉事業協同組合連合会(県肉連)の村上真之助会長(エスフーズ社長)は、「神戸ビーフとはなんぞやというのを、世の中に、世間の人に、外国の人に知ってもらい」と力を込めた。情報展示コーナーでは、神戸ビーフの歴史などに関する簡易な展示に加え、設置したタブレット端末で神戸ビーフを提供する「指定登録店」の検索ができる。

 併設したレストランは、カウンター8席、ボックス4席を基本に、最大で20席まで対応する。カウンター席の客には、目の前の鉄板で焼き上げる赤身ステーキ(60グラム)を税別3000円、神戸ビーフ鉄板焼きロースステーキ(80グラム)を同5000円などで提供する予定だ。このほか1800円と1500円のランチセットも用意する。

 館長を務める県肉連の平井博勝副会長(エスフーズ専務)は式典前に記者団の取材に応じ、神戸ビーフ館でステーキなど肉料理を提供することについて、「通常のレストランで提供するよりも肉を小さくしており、ステーキ店などに足を運ぶきっかけしてほしい」と話し、近隣の既存のステーキ店などと競合しないことを強調した。

 開館時間は午前11時半~午後9時。このうちレストランは午前11時半~午後3時と、午後5~9時。不定休。

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