川重、海自向け潜水艦「しょうりゅう」引き渡し 神戸工場
- 2019/03/18
- 13:16
川重が戦後建造した潜水艦としては28隻目で、2009年に三菱重工業が1隻目を引き渡した「そうりゅう」型潜水艦の10隻目(うち川重建造では5隻目)になる。船体に艦船用の超高張力鋼を使い、高い耐水圧性能が特徴。運動性能の高いX型の舵や、燃費性能の高い「スターリング機関」を採用しており、製造には高度な技術が必要だ。
長さは84.0メートル、幅9.1メートル、深さ10.3メートル。基準排水量は2950トン。従来型の潜水艦に比べて捜索能力の高いソナーを搭載したうえ、ステルス性能も向上。水中発射管を搭載する。
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