兵庫県が「水素社会推進構想」を決定、25年までFCVの普及促進など
- 2019/03/12
- 17:04
兵庫県は、長期的なエネルギー関連施策の指針にする「兵庫県水素社会推進構想」を決定した。2月13日まで実施した意見募集(パブリック・コメント)の結果を12日に発表。5カ所について意見を取り込む形で手直ししたが、大筋では県が作成した原案通りになった。2025年をめどに水素利用の普及、拡大を促す施策を展開し、40年度めどに水素の大量消費に向けた対応を進める方針を示した。
同県の井戸敏三知事は11日に実施した定例記者会見で、「水素は電気を作ることを通じて普及することが見込まれており、目に見えにくい面があり、これを県民に理解してもらうために取りまとめた」と構想を決定した意義を強調。さらに「兵庫県は水素に関連する高度な技術を持つ企業が多く、これらをチェーン化する際の指針にする」と説明した。
構想では、まず25年ごろまでの短期的な取り組みとして(1)燃料電池車(FCV)の普及促進(2)家庭用・業務用での燃料電池の普及促進(3)水素関連分野の技術開発・新事業創造に関する支援(4)水素を活用した県内エネルギー自給率向上(5)水素への理解向上に向けた普及啓発--を掲げた。そのうえで40年ごろをめがけて水素が大量に消費される社会への準備、40年以降は水素の浸透をめざす。
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構想では、まず25年ごろまでの短期的な取り組みとして(1)燃料電池車(FCV)の普及促進(2)家庭用・業務用での燃料電池の普及促進(3)水素関連分野の技術開発・新事業創造に関する支援(4)水素を活用した県内エネルギー自給率向上(5)水素への理解向上に向けた普及啓発--を掲げた。そのうえで40年ごろをめがけて水素が大量に消費される社会への準備、40年以降は水素の浸透をめざす。
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