神戸市、17日に「Urban Innovation KOBE」成果発表会 一般参加も受け付け

 神戸市は8日、起業家支援を目的に行政課題をスタートアップ(起業まもない企業など)と共同で行政の課題を解決する「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」の成果発表会を17日に開催すると発表した。一般参加者50人の参加も受け付け、国内の自治体としては初の試みになった事業の成果を確認。神戸市役所内の業務効率化や、市民サービスの向上について考える機会にしたい考えだ。

 成果を発表するのは2018年7〜10月期の事業として6つの課題(6件)で採用された7社。長田区で子育て支援イベント参加アプリの実証開発を手がけた「ためま」(広島市中区)、神戸市内を走る路線バス各社局の位置情報を統合するアプリを開発した「トラフィックブレイン」(東京都千代田区)、神戸市北区淡河町の地域コミュニティバスの予約システムを開発した「コガソフトウェア」(東京都台東区)、区役所の窓口をスムーズにできる仕組みを開発した「ACALL」(神戸市中央区)、診療報酬明細書(レセプト)のチェックを自動化するシステムを手がけた「FlyData」(東京都台東区)と「モンスター・ラボ」(東京都渋谷区)、三宮再開発の広報するスタンプラリーのアプリを開発した「ディグランド」(東京都中野区)。

 発表会は午前10時から、神戸市中央区磯上通4の三宮スカイビル7階にあるコワーキングスペース(共有オフィス)「120 WORKPLACE KOBE」で開催する。1時間半ほどの発表会のあとは、関係した神戸市の職員らも参加した交流会だ。神戸市と、共有オフィスを経営する神戸新聞社(神戸市中央区)、アーバンイノベーション神戸の運営業務を受託する非営利団体のコミュニティリンク(宝塚市)が共催する。

 参加費用は無料だがメールかファクシミリで事前の申し込みが必要。件名を「Urban Innovation KOBE 成果報告会申し込み」としたうえで、名前(複数で参加する場合は全員分)、関心のある課題と、ある場合は神戸市に取り組んでほしい課題を記入して、120workplace(atmark)gmail.com(メール、(atmark)は@に読み換える)、または078-806-8652(ファクシミリ)に申し込む。


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