尾山神商副会頭、観光「関東で宣伝」 V神戸に続き阪神戦でも誘客、宿泊促す 

20190304神商尾山副会頭

 神戸観光局会長を務める神戸商工会議所の尾山基副会頭(アシックス会長CEO)は4日、神戸商工会議所の定例記者会見で、神戸周辺地域への観光誘致について「関東で宣伝する」との方針を強調した。関東地方を中心とした首都圏は国内最大の消費市場であると同時に、地理的条件から宿泊を伴う可能性が高く、より神戸観光の活性化につながるとの見方を示した。

 関心が高まる「スポーツツーリズム」については、サッカー元スペイン代表のイニエスタ選手はじめ世界的に人気の選手を抱えるヴィッセル神戸の試合を東京から観戦に訪れるツアーの開催に向け、既に「在神戸の旅行代理店とヴィッセル神戸を仲介した」という。尾山氏は、プロ野球の阪神タイガースを観戦するツアーの開催も旅行会社に提案、要望したことも明らかにした。

 ラグビーワールドカップ2019のイングランド戦など4試合が9〜10月に神戸開かれることについては現在、SNS(交流サイト)を通じて広報している。W杯については「大阪とも連携して、5月末までに予算をだいぶ注ぎ込みたい」(尾山氏)との意向を述べた。早めに認知度を高めて首都圏から以外に、英国から来日を検討しているラグビーファンの宿泊需要も取り込みたい考えだ。

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